うつ病のチェック方法【うつ病の症状と改善する方法】 |
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気分の落ち込みは誰もが経験するもの。人生で一度も悩んだことがない人は存在しません。でも、それがうつ病なのか、ただの落ち込みなのかの判断は、とても難しいものです。発熱のように、分かりやすい症状がないために、病院に行くきっかけがなく、1人で思い悩み、苦しんでしまう人がいます。
ちょっと変だな、もしかしてうつ病かもと思ったら、まずはセルフチェックをするようにしましょう。
まずはうつ病のセルフチェックをやってみる
以下の設問に、「ほとんど毎日」「ときどきある」「ほとんどない」で答えてください。
1.今まで楽しんでいたことを楽しいと感じない。
2.気分が落ち込み、憂うつだと感じる。
3.疲れがとれず、気力がない。
4.気分が落ち着かず、意味もなく動き回ることがある。
5.何もする気がなく、ただずっと座り込んでいることがある。
6.食欲がない。または、食べ過ぎる傾向がある。
7.寝つきが悪く、眠りが浅い。またね、眠りすぎる。
8.自分がダメなせいで、家族や周りの人に申し訳ないという思いがある。
9.話し方が異常に遅くなる。言葉に詰まることがある。
10.テレビや新聞、読書に集中できなくなった。
11.死にたいとか、自分を傷つけたい衝動にかられる。
上記のうち、「ほとんど毎日」が5つ以上ある人は、すぐに病院を受診しましょう。
また、「ほとんど毎日」と「ときどきある」をあわせて5つ以上という人も要注意です。辛いと思ったら、まずは専門家の診断を受けるようにしましょう。一番楽になれるのは自分自身です。
そっとしておくことも大切なステップ
うつ病と診断されれば、医師やカウンセラーの指導を受けながら、治療をすることになります。この時、まずはゆっくりと休養を取ることを進められます。うつ病の原因となった日ごろのストレスから心を解放し、自分らしさをゆっくりと見つめる時間にしたいものです。
家族が同居している場合など、「もともと活発な人だったから」と趣味を再開することを進め、旅行に出かけてリフレッシュしようとする考えることもありますが、無気力な人を連れ回しても、疲れが募るだけです。「楽しんでいるフリをしないと申し訳ない」と考えてしまうこともありますので、本人が何かを望むまでは、そっとしておくことも大切です。
具体的な治療としては、投薬治療を受けることがほとんどです。ここ数年で薬の研究が進み、副作用の少ない薬が多くなりました。うつ病の治療には時間がかかります。薬を飲む期間も長いので、安全なものをしっかりと継続的に飲むようにしましょう。薬の処方は医師しかできませんが、カウンセラーも薬の知識を持っていて、説明を求めることができますので、しっかりと説明を受け、納得した上で飲みたいものです。
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