禁煙の効果について【禁煙方法のやり方】 |
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近年は、喫煙者が住みにくい社会になりました。喫煙ルームは狭い空間で、壁がヤニでべたつき、決して快適な場所ではありません。最近では、そんな喫煙場所すらないビルも増えました。禁煙に成功できれば、イライラしながらタバコを吸える場所を探す必要もなくなり、ムダな時間を省くことができます。
また、経済的なメリットも期待できます。1日1箱400円と考えれば、1年で約15万円の節約ができます。これは決して小さな金額ではないはずです。
2010年のタバコ増税では、1箱あたり約100円と上げ幅が大きく、禁煙のきっかけにした人も多くいました。「気合いと根性」で挑戦した人もたくさんいましたが、多くが挫折したのが現実です。つらい思いをして我慢したのに、結局再び吸ってしまう挫折感は、気分のいいものではなかったはず。
ここでは、効果的な禁煙について考えていきましょう。
ブームになった薬を使った禁煙法
禁煙法のひとつのブームになっているのが、通院しながらの禁煙です。保険が適用されるので、自分で禁煙薬を購入するより安価ですみます。治療法はいくつかありますが、多くは薬を飲むことで、タバコをおいしいと感じなくしてしまう方法です。同時に、ニコチンに依存した身体から、徐々にニコチン量を減らすことで、中毒症状を緩和し、ストレスを減らします。
一時は、この禁煙薬が不足するほどのブームとなりましたが、社会人にとって、通院のわずらわしさがある上に、それなりにコストも時間もかかることから、自然に病院に行かなくなってしまう人が多いのが現状です。
また、ストレスを感じたときやリラックスしたいと思った時に、タバコを吸うことが習慣化されているため、最終的に禁煙の成否を決めるのは自分の意志ということに変わりはなく、中途半端な気持ちでは、挫折してしまうことに変わりはありません。
喫煙の気分が味わえる電子タバコ
また、電子タバコの活用も一般的になりました。喫煙期間が長い人の中には、禁煙の口寂しさのあまり、アメやガムを食べ続け、体重が増加してしまう人もいます。健康のための禁煙が、肥満の原因になったのでは本末転倒。結局健康を害するのなら、と再び喫煙をする人も少なくありません。
電子タバコは、この口寂しさを解消するもので、先端が赤く光ったり、水蒸気を実際に吸ったりして、タバコを吸っている感覚になれます。
ただ、当然のことながら、ニコチンを摂取することはありませんので、身体がニコチンを欲して、つい本当のタバコを吸ってしまう人もいます。
結局のところ、どの方法でも、最後のキーポイントは自分の心がけ。同時にセルフコントロール術を磨くのが最短の道なのかもしれません。
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